コメント欄で練習メニューを聞かれることが多いので
サンプルを載せてみました。
■クロカン
芝生や土の上で、アップダウンのあるコース
例)1周1キロのクロカン15周
毛細血管を発達させ、心肺機能も向上させる。
全身の筋力トレーニングにもなる。
近所になければ、自転車・電車で移動してでもやる価値あり。
■ビルドアップ走
2000m区切りとかで徐々にペースをあげていく
例)12キロビルドアップ走。ラスト1000mは全力
クロカンでビルドアップ走でもOK
■インターバル走
例)600m×5本。間は10分休憩
1分30秒で全部こなせれば、1500m3分台は出るかな。
例)2000m × 5本。間は15分休憩
5分台で全部こなせれば、5000m14分台は出るかな。
■レペ
3000m全力。
例)男子の場合9分00秒が目安
中学3年~高校1年くらいには8分台出したい。
■ロングジョグ
例)90分ジョグ。
全体練習が休みの日とか
■サーキットトレーニング
例)いろんな種目を組み合わせた筋トレ
・バウンディング
・坂道ダッシュ
・サンドバッグを殴る蹴る
・メディシンボール投げ
・左右で砲丸投げ
・スクワット
おそらく10人いれば、10通りのウォーミングアップ方法があると思う。
毎回固定のアップメニューにしている人も多いでしょうし、
当日の体調・レースの距離・気温・湿度によってアップ内容を変える選手もいるでしょう。
私の場合、気温が低めの時はジョグを長めにしたり、
1500mとかスピード系のレースの場合は、流し・ダッシュを多めに入れたりした。
もちろんアップの決定版はなく、自分にあった方法を探せばOKだと思う。
しかしもっとも大事なことは、戦闘モードのメンタル状態を作れるかどうかだと思う。
どんな選手でも、試合前は不安・緊張・恐怖・孤独などマイナスのメンタル状態になることはある。
それらをアップ中にクリアして、スタートラインに立つ時には完全な戦闘モードになっているかどうか。
ここが試合で結果の出る選手と出ない選手の大きな違いだと思う。
なかなか試合で結果の出ない選手は、必ずどこかビビってる。
結果の出る選手は、ビビりよりも自信・希望・闘争心などが圧倒的に勝っている。
メンタルのウォーミングアップ、めちゃくちゃ重要。
『顧問の先生にこういわれるのですが・・』
『先輩にこういわれるのですが・・』
というコメントをよくいただきます。
第3者の意見も聞いてみたいという意図だと思うのですが、やはり当事者同士、納得いくまで話あってほしいなと思うのです。
軍隊じゃないのですから、先生や先輩は絶対の存在ではない。
意見があれば堂々といえばいいし、疑問は聞けば答えてくれるはずです。納得しなかったらさらに周り(同級生など)を巻き込んで話せばいいと思う。
モヤモヤしたまま練習するのでは気分悪いですから。
そうすれば、
『あいつ熱心だな』とか
『あいつマジやな』と
見る目が変わり、周囲への刺激にもなる。
全体のレベルアップにも繋がるのではないでしょうか。
コミュニケーション大切です。
元プロ野球選手で現中日ドラゴンズ監督の落合さんがよくいってました。
「スランプなんて言葉を使っていいのは、王さんと長嶋さんくらいだ」と。
「他の選手はスランプなんかじゃなくて実力がないだけ」と。
その通りだと思う。
私が調子悪いという場合、原因はだいたい以下の3つのどれか。
・練習不足
・貧血
・疲労(首や背筋がカチカチ)
練習不足がほとんどの原因で、
あとは貧血か疲労。
これは他の人にも当てはまると思う。調子悪かったら、
練習量を見直したり、
血液検査をしたり、
マッサージや針治療したり、
いろいろ対策はあると思う。
私は部費の予算を決めたりとか、部費を何に使うかとか、そういう立場になったことがないので何ともいえないのですが、部費の運用って難しいのでしょうか。
#自分の部費の内訳、知ってますか?
遠征費の補助とかはうれしいのですが、ストップウォッチが増えていたり、変な筋トレ器具が増えていたりとあまり恩恵を感じたことがありません。もっと有効に使えないのだろうか。
#恩恵に気づいていないだけかもしれませんが。。
■検査費用やケガの治療費用に部費は使えないの?
陸上部はまだ遅れている気がする。
・自分のヘモグロビン値を知らない。
・骨密度検査をしたことがない。
・自分の体脂肪率を知らない。
こんなケースはザラにあると思う。
3ヶ月に1回くらい、血液検査費用くらい出してあげて!
■外部の人間を招く費用に使えないの?
・栄養士さんに来てもらって食事の指導をしてもらう。
・ヨガのインストラクターに来てもらって、ストレッチの指導をしてもうら。
・マッサージ師に来てもらって、マッサージの仕方を指導をしてもらう。
・外部コーチに来てもらって、練習を見てもらう。
などなど。
是非部費を有効活用できる仕組みにしてもらいたいです。
私自身、圧倒的にダメなレースの方が多かった。
思い出すのも嫌なレースはたくさんあり、未だに夢に出てくるものさえある。
現役当時、レースの失敗をひきずらないようにしてきた。
『ま、いっか。次、次。』と簡単に処理していたケースが多かった。
それを『プラス思考』と表現していまえばそれまでだが、それは本当にプラス思考なのだろうか?
いいレース、悪いレースを分析して、原因を突き止める作業は必ずしなければいけないと思う。
そうしないといつまで経っても原因の先送りで何の解決にもならない。
これが伸び悩みにつながる。
ただ自分を客観的に見るのが苦手な人がほとんどだと思う。もちろん私も。
そういう時はチームメイトの助けも借りる。
『俺さ、この1ヶ月くらいどうだった?』
思いがけない答えがでるかもしれない。
『良くしゃべるようになったよね』
⇒ 調子に乗ってたか?
『足が太くなったかな』
⇒ そもそも練習不足?
『ちょっと暗かったんじゃない』
⇒ モチベーションの低下?
『前よりギラギラしたものがなかったかな』
⇒ 絶対勝つという意識がなかった?
『ピリピリしてたね』
⇒ 精神的に落ち着かなかった?
などなど第1レベルの問題が出るので、
これからさらに『なぜ練習量が少なかったのか?』とどんどん深く掘り下げていく。
ちなみに、
こういうのを『ロジカルシンキング(論理的思考)』という。
当サイトのドメイン logical-running もここからとった。
中学生くらいからこのロジカルシンキングが普通にできて、原因がわかって次のレースに活かせるようになったら本当にすごいと思う。
将来にも色々な分野で役立つと思うので、是非実践してください!!
■水泳
数ヶ月前から近所のスポーツジムに通うようになり、
初めてバタフライというものをきちんと習った。
両腕をきちんと使わないと呼吸ができない。一見腕の筋肉だけが必要に思えるが、実はメインは肩甲骨周辺の筋肉。
これはいい背筋のトレーニングになります。
有酸素運動だし、文句ありません。
そして平泳ぎ・クロール。その成果か、胸の筋肉がついてきました。
貧血で走れないとか、足が痛くて走れないならひらすら泳げばいいんです。
貧血や怪我が治るころには見違えるような体になっているのではないでしょうか。
■ボクシング
足を踏ん張って体幹部で発生した力を腕に伝えるイメージ。
こうしないといいパンチが打てないんです。
これもいい腹筋・背筋のトレーニングになります。
■クロカンスキー
雪国専用ですが、これもいいです。
ストックを使うので上半身も鍛えられる。
全身を鍛えられる有酸素運動。
速く走ることが目的なんだから、走るトレーニングだけしてればよいという考えもあるでしょう。私自身、貧血の時に水泳はやりましたが、他の種目を積極的に取り入れることはしませんでした。
でも違う競技を取り入れて、違うルートでアプローチする方法も当然OKだと思うんです。何かのヒントになれば幸いです。
高校1年生の夏合宿。
とある午前のメニューが300m*20本でした。
埃が立ちやすいグラウンドだったので、後ろを走る我々1年生はみんな汗と混ざって泥まみれです。
10本目を過ぎたあたりだったでしょうか、
Y大先輩から「お前ら、そんな後ろで泥っ跳ね受けてないで、前出て走ってみろ」と。
「え、あ、はい。(でも・・)」みたいな感じでかなり気兼ねがあった。
入学したての1年生にとってはまだ先輩の前走るなんてちょっと怖いし。
でも「えーい、いいや!」と思って、次から思い切って先頭で走ってみました。
それも20本目まで全部。
相当量の泥を先輩にかけたろうし、先頭走るなんてちょっと生意気。
終わった後、何か言われるかな、と思ったのですが、意外な反応が返ってきました。
「いいね、お前。」
「その積極性いいよ。」
みたいな感じで先輩方が賞賛してくれたのです。
これは本当に驚きと共に嬉しかった記憶があります。
当たり前なんですけどね、陸上なんて単純な競争なんですから、先輩後輩なんて関係ない。そこを自制してはいけない。どんどん前出て走ればいい。
何より自分のためだし、先輩も刺激を受けて全体の底上げに繋がる。
がんがん前を走りましょう!
あまり年齢がいかない時期のトレーニングは良くないという風潮がありますが、本当でしょうか?
これは飽きて精神的に燃えなくなってしまったり、間違った筋トレで硬い筋肉が付いてしまうことによる結果ではないか?というのが私の意見です。
トレーニングの開始時期は早ければ早いほうがよく、中学生くらいの時にきちんとトレーニングすることが非常に大切だと思ってます。
もちろん高校・大学で劇的に伸びる人もいますので一概にはいえませんが、12才?15才くらいの成長期にきちんと食べて、正しいトレーニングを積むことが重要だと思います。
その年齢付近は周りの誘惑も多いですが、その環境でもいかに集中できるかがポイント。
是非世界を見据えてトレーニングをしてもらいたいです。
「マラソン?トラックで勝てないからマラソンやるんでしょ。オレはトラックで世界と勝負するよ。」というくらいの中学生がバンバン出て来たら非常に面白いし、是非そうなってもらいたいと思います。
「スピードがないとは」にコメントが付いたのをきっかけに書いています。
さて、記録会というと、自分の専門種目か、それに近い種目にしか出ることがないと思います。私も 1500m、3000msc、5000m、10000mくらいしか出た記憶がありません。
そこで提案したいのが『短距離種目に出てみよう!』です。
ターゲットは、100mと400m。単純なスピードを計測するのにとても適した種目だと思います。電気計時ですし、興味深いデータが取れると思います。ただの記録会なんですから気軽に試してください。
中学生の頃、200mと3000mに出たことがあります。
200mが26秒5くらいで、2時間くらい空いて 3000mが10分20秒くらいです。短距離種目に出るワクワク感がすごく楽しかったので鮮明に覚えてます。
その後、短距離種目に出ることはなかったのですが、定期的に100mや400mに出て、計測しておけばよかったなと思います。
私が高校の時のメニューの中心はクロカンでした。
1周1.5キロくらいあるコースを10?12周というものです。
学校からジョグで20分くらいの場所で、緩やかなアップダウンなのですが、入学当時は3周するのもきつかったのを覚えています。
クロカンの何がいいのかといえば、
■楽しく走れて、飽きない。
■アップダウンにより心肺にも体にも負荷がかけられる。
■下が土なので体へのダメージが少ない。
といったところでしょうか。自己ベストが大幅に伸びたのもクロカンのお陰だと思ってます。
モロッコの英雄、エルゲルージもクロカン中心のトレーニングだそうです。
クロカン中心のメニューを組んでくれた顧問の先生には本当に感謝です。
2005年5月にスピードスケートの堀井学さんの講演会がありました。ワールドクラスの人のお話を聞けるいい機会なので、楽しみにしていました。
その中の一節です。
■堀井さんはスピードスケートの名門高校に入学した当初はダントツで最下位のタイムで、女子並みのタイムだったそうです。
入学歓迎会の時に顧問から「この後、各自の部屋に戻ったら目標タイムを紙に書いて貼れ。」といわれたそうです。
ほとんどの同級生はそれを実践しなかったそうですが、堀井さんは忠実に守りましたとさ。
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「目標を紙に書いて部屋に貼る。」
すごくアナログ的な方法で一見バカバカしく感じてしまうかもしれませんが、早速私もやってみます。↓

これの何がいいかというと、
目標が常に視界に入るので『目標がぶれない』ことです。
ちょっと迷ったり、やる気が失せそうになってもこの紙が軌道修正してくれるのです。この効果は思ったりより大きいと感じました。
真面目な人が多い長距離選手には合ってる目標管理の方法かな、と思いました。参考までに。
私の記録を振り返って見ると、秋に自己新が出ていることが多いようです。
特に高校1年の秋は走るたびに自己新が出まくって、楽しくて仕方なかった覚えがあります。
夏のトレーニングの成果が出るタイミングなのかもしれませんし、気候的に記録が出易い時期なのかもしれませんし、バイオリズム的にたまたま秋が調子いいのかもしれません。
何がいいたいかというと、『誰にでも記録が出易い時期が1年のどこかにあるのではないか?』ということです。ある人は春かもしれませんし、夏かもしれません。その時期を早めに見極められれば、効果的に自己ベストを狙えるのでないでしょうか。
「長距離のトレーニングは量か質か?」
という問いには『量』と答えるようにしています。
もちろん相当なレベルの人は『質』と答えるかもしれませんが、5000m12分台とかでなければ量が優先だと思ってます。
その量を補うのに最適なのが朝練です。
「朝ジョグ+夕方練習」というスタイルがやりやすいのでないでしょうか。
とあるメキシコのボクサー(サラゴサだったかな?)は朝、メキシコのマラソン選手と一緒に毎日60分ジョグするそうです。
ボクサーが朝60分走るのですから、長距離選手もそれくらいはしないとですよね。それに「朝は眠いから」という言い訳は、陸上に対してその程度のやる気しかないという解釈でもよいのでないでしょうか。
朝練はさぼり勝ちになることもありますが、数人でやるようにするといいですよ。
男子の場合、1500mと5000mを兼ねて出場する人は多いと思います。
さて、
1500mを走ってから5000mに臨む場合と、
5000mを走ってから1500mに臨む場合、どちらが望ましいでしょうか?
「一概にいえない」という答えが多そうですが、私の答えは決まってます。
前者です。
筋肉と神経って面白くて速い動きに慣らせてしまうと、普通の動作がゆっくりに感じるんです。この「ゆっくり感じること」すごく重要で、これがメンタル的な余裕を生むし、実際に速く走れるのです。
では実際に練習で試してみましょう。例えば、
3000m+2000m+1000m という練習をよくやると思いますが、これを
1000m+2000m+3000m という順番でやってみてください。
3000m+1000m なら、
1000m+3000m にします。
違いを感じ取れると思います。何か感じたらコメントください。
